こんにちは! Web3.0歴4年の専門ブロガーです!
- ビットコイン、よく分からないから、買う前に知りたい!
- ビットコインの仕組みや特徴を教えてくれないかな
- ビットコイン投資したいけど、安全なのか不安・・
- ビットコイン投資、どうやってやればいいの?
こんな悩みを解決する記事を書きました。
ビットコイン、イマイチ分からなくて難しそう
「詐欺に遭ったり、損したらどうしよう」と思って始められない気持ち、よく分かります
僕もビットコインを初めて購入するまですごく悩み不安になりました
そんな方に向けて、この記事では、
- ビットコインがどういうものなのか分かり、安心して購入 (投資)できるようになります
- ビットコインの使い方が理解でき、実際に使うことで生活を便利にしたり、お金を増やせる可能性が高まります
世界初のデジタル通貨・ビットコインとは

ビットコインの定義
なお、ビットコインなどを総称して暗号資産 (=仮想通貨)と呼びます
サトシ・ナカモトと名乗る人物の論文から始まったビットコイン
ビットコインの始まりは、2008年、サトシ・ナカモトと名乗る人物がネット上に発表した論文です
論文は、国や銀行など特定の管理者に支配されない暗号資産 (=仮想通貨)について書いたものでした
2009年、サトシ・ナカモトの論文をもとに作られたソフトウェアが公開されます。
ビットコインが誕生した瞬間です
他の決済手段との違い
- ビットコインと電子マネー
- ビットコインとクレジットカード
- ビットコインとポイント
すべてに共通する違いは、
ビットコインが特定の企業によって発行 (提供)されない
それでは、個別に違いをみていきましょう

本質的な違いは、ビットコインが「お金そのもの」であることです
一方、Suicaのような電子マネーは、「日本円」をチャージしているだけ
つまり、「円」の代わりでしかないのです

VISAなどのクレジットカード会社は、一時的にお金を立て替えてくれますよね
だから、カードの利用限度額の範囲なら、現金をもっていなくても支払いができます
でも、ビットコインは、もっている金額までしか支払えません
財布に5,000円しかないのに、10,000円の商品が買えないのと同じです

ビットコインとポイントサービス (例:Tポイント)は、手に触れることができない点では似ています
しかし、ポイントを現金化するには、「1P=1円」というように交換レートは固定ですよね
ビットコインは、現金との交換レート (=売買価格)が常に変動しています
ビットコインを買いたい人と売りたい人の関係で価格が決まるからです
ビットコイン 仕組み・特徴
- ブロックチェーンという技術が使われている
- 発行枚数が限られている(2,100万枚)
ブロックチェーンという技術が使われている
押さえるべきポイントは次の通り
ビットコインにはブロックチェーンという技術が使われている
||
ビットコインがブロックチェーンの特徴をもっている
企業や政府など第三者を介さず、ネットワーク参加者同士で行われた取引記録の一覧表
ブロックとは、一定量のデータ (取引記録)をまとめたもの
引き出しがいくつか付いた棚のイメージしてください
このブロック同士を時系列で鎖 (チェーン)のように繋げていることから、ブロックチェーンと呼ばれます
そこで、ブロックチェーンの特徴を6つ押さえましょう

管理者がいない (P2Pネットワーク)
ブロックチェーン上の取引は特定のサーバーで一元管理されていません
ネットワークに参加する個人間で直接やりとりします
ビットコインも同様で、特定の国が発行・管理していないのです
国の代わりに、ネットワーク参加者同士で取引の正しさを確認し、承認しています
これを実現しているのが、P2Pネットワーク

みんなが同じデータを共有 (P2Pネットワーク)
ブロックチェーンでは、ネットワークに参加しているユーザーすべてが全く同じ取引記録を共有しています
つまり、ブロックチェーン上の情報はすべてオープンなのです
仮に「AさんからBさんに1BTC (ビットコイン)送金した」としましょう!
この送金内容は、世界中の誰でもすぐ見られるようになっています
改ざんが極めて困難 (P2Pネットワーク・ハッシュ値)
ブロックチェーン上の取引データは改ざんが極めて困難です
その理由は次の2つ
- 取引記録は公開されており、みんなでその記録が正しいか確認しているので、不正がすぐバレる
- ブロックチェーンは1本の鎖であり (枝分かれしない)、ハッシュ値という暗号化技術により逆戻りできないようになっている
合意形成の方法 (コンセンサスメカニズム)
ブロックチェーン上の取引が正しいか判断する方法 (=コンセンサスメカニズム)
合意形成が必要なのは、ブロックチェーン上に取引が正しいか判断する管理者がいないため
何もないと不正な取引もスルーされてしまいます
ビットコインは「POW (プルーフ・オブ・ワーク)」という合意形成の方法を採用しています
取引記録の検証・承認 (マイニング)
ブロックチェーン上の取引記録を検証し、承認する作業がマイニング
下の図だと、ブロックが承認され、承認済みブロックの最後尾に追加されるところです

マイニングは「当てずっぽう」と考えてください!
未承認のブロックを承認し、承認済みのブロックにつなぐには、パスワードが必要
そのパスワードを当てようと、ひたすら頑張っているのです
そこまでやる理由は、当てると報酬としてビットコインがもらえるため
送金・受取 (公開鍵暗号方式・電子署名)
ビットコインの送金・受取には、「ウォレット」を使います
ウォレットとは、仮想通貨にアクセスするための鍵 (秘密鍵という)を保管する財布です
ビットコインの送金・受取には、次の3つが重要な役割を果たしています
- 秘密鍵 (≒キャッシュカードの暗証番号)
- 公開鍵
- ビットコインアドレス(≒銀行口座の口座番号)
送金
ビットコインを送金するには、次の2つが必要です
- 送金する相手のビットコインアドレス
- 送金するビットコイン
送金する相手のビットコインアドレスを指定して、送金するビットコインの数量を入力すればオッケー
銀行口座から振り込むのと似ていますね
送金するビットコインを取り出すには、秘密鍵が必要です
秘密鍵は暗証番号のような役割を果たしています
他人に知られたらビットコインを盗まれてしまうので、絶対に教えてはいけません
受取
ビットコインを受け取るときは、次の2つを準備してください
- 自分のビットコインアドレス
- 送ってもらう相手にビットコインアドレスを教えておく
ビットコインを送ってくれる相手に自分のビットコインアドレスを教えておけば、あとはビットコインが送られてくるのを待つだけ!
ビットコインアドレス = 公開鍵を暗号化したもの
公開鍵は秘密鍵を使って生み出されます
このようなビットコイン送金・受取に、誰かに盗まれたり、送金者が身分を偽ったりしないよう、「公開鍵暗号方式・電子署名」という技術が使われています
詳細はこちらの記事で解説しているので、気になる方は読んでみてください!
発行枚数が限られている (2,100万枚)
ビットコインの発行枚数は2,100万枚と決まっています
数に限りがあるからこそ、ビットコインに価値があるのです
「1日限定10食」、「初回限定」などに価値があるのと同じですよね
ビットコイン メリット
- 銀行を介さず、個人間で世界中に送金できる
- セキュリティがしっかりしている
- 世界中どこでも使える
- 24時間365日取引ができる
銀行を介さず、個人間で世界中に送金できる
ビットコインは、銀行を介さず、世界中の人と直接お金のやり取りができます
銀行を介さないメリットは次の3つ
- 送金手数料が安く済む
- 素早く送金できる
- 銀行口座をもてない人でもお金のやり取りができる
現状、銀行を介して海外にお金を送ろうとすると、時間とお金がたくさんかかります
世界には、銀行口座をもっていない人もたくさんいます
そういう人にお金を送金・受取できる機会を提供してくれるんです
セキュリティがしっかりしている
ビットコインは、セキュリティが非常にしっかりしています
なぜなら、土台となるブロックチェーンのおかげで改ざんや不正が極めて困難だから
世界中どこでも使える
ビットコインは世界中どこでも使えます
例えば、アメリカに行くなら、円をドルに両替しなければいけません
24時間365日取引ができる
ビットコインは、24時間365日リアルタイムで取引可能です
米国株だと、証券会社の取引可能時間に左右されてしまいます
日本株も、市場が開いている時間しか取引できません
ビットコイン デメリット
- 価格の変動が激しい
- 消費電力が大きい
- 処理に時間がかかる
- 決済に利用できる場所がまだ少ない
価格の変動が激しい
ビットコインは価格の変動が激しいです
理由は、日銀のような中央銀行が価格をみて、安定させようとしていないから
たとえば、イーロン・マスクの発言に反応して価格が暴落するなんてこともありましたよね
消費電力が大きい
ビットコインの消費電力はとても大きい
その理由は、取引記録の検証・承認に高性能なコンピュータがたくさん必要だから
処理に時間がかかる
ビットコインの取引量が増えると、処理に時間がかかってしまいます
理由は、ビットコインの取引内容を不正ないか検証・確認しているから
決済に利用できる場所がまだ少ない
日本国内では、ビットコインで買い物できるお店が限られています
ビットコイン 使い方 (できること)
- 送金
- お店・ネット上での決済
- 投資・資産運用
- 寄付
- 公共料金の支払い
- 法定通貨
- NFT購入
ビットコインを送ったり、お店や公共料金の支払にビットコインを使えます
ビットコインの価格が将来上がると考えて、購入してもっておくこともできますよね
ウクライナに対して、ビットコインで寄付まで行われています

エルサルバドルや南アフリカでは、ビットコインを法定通貨 (円のような通貨)として扱っています
コインチェックを利用すれば、NFTをビットコインで購入することも可能
ビットコインは安全なのか、セキュリティ対策
ビットコインの流出・ハッキングというニュースを聞いて、不安になっている方もいると思います
そこで、ここでは「ビットコインの安全性」を3つの観点から解説します
- ビットコイン自体のセキュリティ
- 仮想通貨取引所のセキュリティ
- 仮想通貨ウォレットのセキュリティ
ビットコイン自体のセキュリティ
ビットコイン自体は安全です!
理由は次の通り
- 取引記録が公開されているので、不正をしようとしてもバレる
- 取引記録を検証・承認しているので、不正があった場合、承認拒否される
- 銀行など特定の企業が管理していないので、企業の内部で不正が行われない
- 取引記録は一本の鎖のようにつながっているので、一部を改ざんすると、他すべても改ざんしなければならず、それは事実上不可能
上記の特徴はビットコインの土台であるブロックチェーンに由来します!
ブロックチェーンについては、こちらの記事で詳しく解説しているので、読んでみてください!
仮想通貨取引所のセキュリティ
金融庁に登録された国内の仮想通貨取引所は、基本的に安全です
なぜなら、2段階承認など各社セキュリティ対策に力を入れているからです
2段階承認とは、仮想通貨取引所のアカウントにログインする際、ID・パスワードに加えて、別の端末で取得した番号を入力しないといけないシステムです
万が一、ID・パスワードが流出しても、アカウントにログインできないようにすることで、安全性を高めています
仮想通貨ウォレットのセキュリティ
ウォレットの種類によってセキュリティは異なります
具体的には、インターネットに接続しない「コールドウォレット」の方が安全です
逆に、インターネットに接続する「ホットウォレット」はハッキング等のリスクがあります
ウォレットの種類や選び方については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ご覧ください
ビットコイン 価格推移
2022年のビットコイン 価格推移
2021年、約760万円まで急上昇したビットコインの価格は、約327万円まで落ち込んでます (2022年8月13日現在)
その理由は、ロシアのウクライナ侵攻による物価上昇やビットコインに関連した悪いニュースが出たためです
ビットコインの価格は今後どうなるのか
ビットコインの価格が今後どうなるかは分かりません
ただ、ビットコインを使えるお店が増えたり、技術の発展が進めば、価格が上昇する可能性はあります
ビットコインの分裂 (ハードフォーク)とは
ハードフォークとは
1本の鎖であるブロックチェーンを2つに分け、互いが独立して存在すること
ハードフォークに対して、ソフトフォークもあります
ソフトフォークでは、2つに分かれたブロックチェーンが互いに置き換えでき、最終的に、ブロックチェーンが1本になります
なぜ、ハードフォークは起こったのか
ブロックチェーンの処理速度が遅くなる問題 (スケーラビリティ)を解決するため
ブロックには容量制限があり、増加した取引記録がブロックに入り切らなくなると、取引記録の検証・承認に遅れが出ます
そうなると、送金に時間が掛かるなど障害が生じるのです
ビットコインとそれ以外の仮想通貨 (アルトコイン)
仮想通貨を大きく分けると、次のようになります
- ビットコイン
- アルトコイン(ビットコイン以外)
代表的なアルトコインには、次の通り
- イーサリアム
- リップル
- ポルカドット
- ライトコイン
- ビットコインキャッシュ
- イーサリアムクラシック
ビットコイン 買い方(始め方)
- 暗号資産取引所で口座開設する
- 暗号資産取引所の口座に日本円を入金する
- 暗号資産取引所でビットコインを購入する
Step1. 暗号資産取引所で口座開設する
まず、暗号資産取引所で口座開設をしましょう!
口座開設なら、「コインチェック」がおすすめです。
ビットコインの取引所手数料が無料で、500円から購入できるから
大手証券会社の傘下であるため、セキュリティ対策も万全です
Step2. 暗号資産取引所の口座に日本円を入金する
ビットコインを購入するには、あらかじめ日本円を口座に入金しておく必要があります
銀行振込で簡単に入金できますよ
Step3. 暗号資産取引所でビットコインを購入する
最後に、ビットコインを購入しましょう!
購入する際、「取引所」を選んでください
理由は手数料が安いから
販売所で購入すると、高い手数料を取られてしまいます
取引所:一般の人同士で暗号資産の売買をする
販売所:一般の人と暗号資産取引所との間で暗号資産を売買する
ビットコインに関するQ&A
ビットコインに関してよくある質問をまとめました
Q:暗号資産取引所の選び方?
A:「セキュリティ」、「購入したい暗号資産を扱っているか」「手数料」「使いやすさ」などを考慮して選びましょう
Q:ビットコインで稼ぐ方法?
A:安い価格で買い、高い価格で売る、ビットコインを貸し出し利息を得る、マイニングで報酬を得る
Q:ビットコインに税金はかかるの?
A:かかります。詳しくはこちらをご覧ください
【まとめ】ビットコインの仕組みを理解し、実際に購入してみよう!
ここまでの話を振り返りましょう!
ブロックチェーンを使った世界初のデジタル通貨・ビットコイン
その特徴は次の通り
- 管理者がいない
- みんなが同じデータを共有している
- 改ざんが極めて困難
- 合意形成の方法
- 取引記録の検証・承認
- データの暗号化・本人確認 (送金・受取)
- 発行枚数に制限がある
ビットコインのメリット・デメリットはこちら▼
- 銀行を介さず、個人間で世界中に送金できる
- セキュリティがしっかりしている
- 世界中どこでも使える
- 24時間365日取引ができる
- 価格の変動が激しい
- 消費電力が大きい
- 処理に時間がかかる
- 決済に利用できる場所がまだ少ない
ビットコインは様々な用途で使えるようになってきています
- 送金
- お店・ネット上での決済
- 投資・資産運用
- 寄付
- 公共料金の支払い
- 法定通貨
- NFT購入
ビットコインはセキュリティもしっかりしています
なぜなら、土台であるブロックチェーンが改ざんなど不正行為を防いでいるから
ハッキングのような事件は、ビットコイン自体ではなく、ウォレットや暗号資産取引所など別のところに問題があるのがほとんどです
ここまで読んでビットコインの仕組みを理解しても、実際に自分で体験してみないと、学んだ知識は何の役にも立ちません
ビットコインをもって、使ってみることで、身に付けた知識が活かせ、生活を便利にしたり、お金を増やせる可能性が高まります
そのためには、暗号資産取引所で口座開設して、500円とか少額からビットコインを買ってみるのがオススメです
ビットコインを購入するなら、強固なセキュリティ・手数料無料の「コインチェック」がおすすめです
Web3.0とは:【初心者向け】Web3.0をゼロからわかりやすく解説
ブロックチェーンとは:【簡単】ブロックチェーンの仕組みが一目瞭然
仮想通貨と法定通貨:注目!仮想通貨を法定通貨にした理由
ウォレットとは:暗号資産ウォレットとは?あなたにあったウォレットを選ぶ方法
スマートコントラクトとは:スマートコントラクトとは【ヒント:自動販売機】