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スマートコントラクトとは?【ヒント:自動販売機】

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こんにちは! Web3.0歴4年の専門ブロガーです!

自動販売機に例えられる「スマートコントラクト」について、

  • どんな技術?
  • 自動販売機との関係は?
  • メリット・デメリットを知りたい
  • 私たちの生活に関係あるのかな?

という悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか

カタカナだし、契約の自動実行とか難しい説明されてもわからないですよね

そんな方に向けて、この記事では、

Web3.0ガイド
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スマートコントラクトの定義、メリット・デメリット、活用事例を、自動販売機の例えや図解を用いながら、初心者にも分かりやすく解説します!
この記事を読むことで
  • スマートコントラクトが何か分かり、その技術を応用したサービスを使えるようになります
  • スマートコントラクトのメリット・デメリットを踏まえ、サービス利用の判断ができます
  • 生活との関わりがイメージでき、日常を便利にしたり、新しい分野で活躍・稼ぐチャンスを得られます
  • スマートコントラクトとは、ある条件が満たされたとき、予め決められた行為が自動的に実行されるように書かれたプログラム
  • 自動販売機で飲み物を買う流れと、スマートコントラクトの仕組みは同じ

自分もIT・プログラミングの知識ゼロから学んだからこそ、あなたと同じ立場でスマートコントラクトを分かりやすく説明できます!

スマートコントラクトとは

スマートコントラクト 定義

スマートコントラクトとは

ある条件が満たされたとき、予め決められた行為が自動的に実行されるように書かれたプログラム

自動販売機を思い浮かべると、スマートコントラクトをすんなり理解できると思います

スマートコントラクトが自動販売機に例えられる理由

スマートコントラクトは自動販売機によく例えられます

なぜなら、自動販売機の動きはスマートコントラクトそのものだからです

具体的には、

  • ある条件が満たされる=飲み物が選ばれ、必要なお金が自販機に入る
  • 予め決められた行為が実行される=選んだ飲み物が出てくる

スマートコントラクトを活用することで、自販機に限らず、あらゆる分野でこの様な行為が可能となります

スマートコントラクトのイメージができたところで、

スマートコントラクトを支えるブロックチェーン技術(イーサリアム)についても理解を深めましょう

ブロックチェーンの理解がないと、スマートコントラクトのメリット・デメリット、活用事例などをみた時に、理解できずつまづいてしまいます

スマートコントラクトの基盤・ブロックチェーン(イーサリアム)

ブロックチェーンとは

定義
ブロックチェーンとは

企業や政府など第三者を介さず、ネットワーク参加者同士で行われた取引記録の一覧表

ブロックチェーンという言葉を「ブロック」と「チェーン」に分けて考えてみましょう!

ブロックとは、一定量のデータ(取引記録)をまとめたもの
引き出しがいくつか付いた棚をイメージしてください

このブロック同士を時系列で鎖(チェーン)のように繋げていることから、ブロックチェーンと呼ばれます

ブロックチェーンを支える技術
  1. P2Pネットワーク
  2. ハッシュ値
  3. コンセンサスメカニズム

カタカナばかりでよくわからないという方、大丈夫です!

1つ1つ分かりやすく解説します

1. P2Pネットワーク

個々のユーザー同士をネットワーク上で直接つないでやりとりすること

中心に企業や政府がいて、1つのサーバーで一元管理する方式ではありません

従来のネットワークと比べてみると、その違いがはっきり分かります!

2. ハッシュ値

一定量のデータを、決まった長さの英数字の羅列に変換したもの

ハッシュ値は、ブロックチェーン上の取引記録が改ざんされるのを防いでいます!

その点でとても重要な技術なんです

また、ハッシュ値はブロックを構成する要素の1つ

そこで、BTC(ビットコイン)を送ったと仮定して、ブロックの構成要素を見てみましょう

ハッシュ値生成の仕組みはこんな感じ▼

たとえば、「Hello」というデータを入力すると、ハッシュ値(19f1cc351889e58a523e・・・)が出てきます

最後に、ハッシュ値の特徴を押さえましょう!

  1. ハッシュ値から元のデータを割り出すことはできない
  2. 入力するデータを少しでも変えると、出てくるハッシュ値も変わる
  3. ハッシュ値を出すには時間がかかる

3. コンセンサスメカニズム

取引の正しさを判断する合意形成の方法

ブロックチェーンは管理者がいないため、その人が正しい取引か否かを判断してくれません
このままだと、不正な取引もスルーされてしまします

それだとよくないので、取引の正しさを判断する方法を予め決めておくというわけです

例えば、イーサリアムというブロックチェーンには、PoW (プルーフ・オブ・ワーク)というコンセンサスメカニズムを採用しています

PoWとは、すごく難しい計算を1番早く解いた人が取引の正しさを判断できるというものです

イーサリアムは将来PoSへ移行すると言われています

PoS(プルーフ・オブ・ステイク)とは、預けた仮想通貨の量やその通貨をもっている期間をもとに、取引を承認する人を選ぶ方法です

ここまでに、「P2Pネットワーク」「ハッシュ値」「コンセンサスメカニズム」の3つを解説しました

今回の記事では、スマートコントラクトを理解する上で最低限必要なブロックチェーンの知識を厳選しています

しかし、ブロックチェーンはWeb3.0という新しいWebを形づくる超重要な技術のため、さらに理解を深めていかなければなりません

ただ、新しい技術で内容が難しいのも確かです

そこで、初心者でも理解できるように、ブロックチェーンとは何かを解説しました

こちらの記事でブロックチェーンの理解を深めてください!

イーサリアムとは

定義
イーサリアムとは

スマートコントラクトを実現するブロックチェーン

2013年にヴィタリック・ブテリン氏によって考案された技術です

  • イーサリアムはブロックチェーンの1つ
  • イーサリアムの上で実行されるプログラムがスマートコントラクト

イーサリアムは「ガソリン」を思い浮かべると、イメージしやすいかと思います

ガソリンって車を動かす燃料ですよね

イーサリアムもスマートコントラクトというプログラムを動かす燃料の役割を果たしているんです

ビットコイン(ブロックチェーン)との違い

「ある条件が満たされたとき、予め決まった行為を自動で実行する」の内容をプログラムとしてブロックチェーン上に書き込めること

ビットコイン(ブロックチェーン)にも、送金・決済の機能はあります

しかし、プログラムをビットコインのブロックチェーン上で走らせることはできません

特徴

スマートコントラクトの機能をもったアプリ(dApps)を誰でも作れるようにした

イーサリアムという基盤を利用することで、エンジニアはアプリの機能を考えるだけでいいので、作業が非常に楽なんです

基盤を1から作ろうとしたら大変ですよね

通貨・ETH (イーサ)

イーサリアム内で使える通貨がETH (イーサ)

イーサリアムを通貨と勘違いしないでください
イーサリアム=ブロックチェーン、ETH(イーサ)=通貨と区別しておきましょう!

ここまでイーサリアムについて学習してきましたが、実際に体験しないと、せっかくの知識も何の役にも立ちません

体験するには、ETH(イーサ)が必要です

ETH(イーサ)を購入するなら、GMOコインがおすすめ!

理由は、ETH(イーサ)を購入するのも送金するのも手数料が無料だから

ETH(イーサ)は購入して終わりではありません。取引のために送金したりもします
その時にいちいち手数料取られたら嫌ですよね・・

GMOコインで口座開設をしてETHを購入する方法は、こちらの記事でわかりやすく解説しています

スマートコントラクト メリット


メリット
  • 作業効率化
  • 不正が極めて困難
  • 間違いが起こりにくい
  • コスト削減

作業効率化

人を介さず、プログラムが自動で作業を行なってくれるので、作業効率化が図れます

不正が極めて困難

人が介在すると、不正が起こる恐れがありますよね

例えば、○◯電機による出荷検査データ改ざんなど

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プログラムで決まった行為を実行するなら、改ざんの余地はありません!ブロックチェーンのハッシュ値で改ざんもできないようになってます。

間違いが起こりにくい

ヒトは必ずミスを犯します

でも、プログラムを使えば、ミスの可能性を極限まで減らせます

コスト削減

人を介さないということは、仲介業者などから取られていた手数料もなくなります

これまで紙で行なっていた作業も全て不要です

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手数料・紙で処理する事務手数料など、コストを削減できるんだ!

スマートコントラクト 応用技術

スマートコントラクト 応用技術
  • NFT
  • dApps
  • DAO

NFT

定義
NFTとは

替えの効かない唯一無二のもの

下の図を見てください

あなたのパスポートと、私のパスポートは交換できませんよね!
交換できたら他人になれちゃいますからね笑

これがNFTなんです!

一方、10円玉はどうでしょうか

色とか製造日の違いはあるとはいえ、あなたの10円玉と私の10円玉は交換できますよね
交換可能なので、NFTではありません

NFT

NFTが何かわかったところで、スマートコントラクトとNFTの関わりをみてみましょう!

その関係性を理解するために、NFTの目的を知っておいてください

目的
NFTの目的

デジタルデータ(デジタルアートなど)の本物を誰がもっているか証明すること

言い換えると、デジタルデータに価値をもたせること

インターネットの世界ではコピーが簡単にできてしまいます

コピーされると、本物がどれか分かりません

そうすると、どんなに素晴らしい作品でも、その作品に価値があると証明するのが難しい
だって、本物かコピーかわからないんですもん

このコピー問題を解決するために生み出された技術がNFTです

NFTとスマートコントラクトとの関係

NFTを売買する際、スマートコントラクトは所有権の移転(誰から誰にNFTが渡ったか)という役割を担っています

具体的には、

  • いつ誰からどんなNFTを買ったのか
  • いつ誰にどんなNFTを売ったのか
  • 売買価格はいくらだったのか

などです

また、その売買取引の記録は、ブロックチェーンに保管されます。

ブロックチェーンに保管されているので、その記録を改ざんするのは困難です

NFTを売買するには通貨・ETH (イーサ)が必要です。

なぜなら、イーサリアム (ブロックチェーン)上で動くスマートコントラクトが使われているから

ETH(イーサ)を購入するなら、GMOコインがおすすめ!
理由は、購入・送金手数料が無料だから

ETH (イーサ)を送るたびに手数料を取られてたら嫌ですよね・・

GMOコインで口座開設してETHを購入する方法は、こちらの記事でわかりやすく解説しています

dApps

dAppsとは

スマートコントラクトの機能をもったアプリ

イーサリアム(ブロックチェーン)上で動く

これまでのアプリ(Twitterなど)との違いは、

  • 企業や政府がアプリを管理せず、予め決まったプログラムによって動く
  • プログラミングコードが公開されているので、誰でも見れて信頼できる
  • 特定の企業などが管理していないので、1つのシステムに障害が起きても、全体が機能停止しない

次に、dAppsの具体例をみていきましょう

DeFi

DeFiとは

銀行(金融機関)や政府の関与なしに、私たち個人間でお金の貸し借りなどが行える金融サービス

私たち個人が銀行になれると言ってもいいでしょう!

※1 金融サービスとは、お金の貸し借り・送金・保険・融資・貯金など様々です

これまでの金融とDeFiを比較してみると、その違いがはっきり分かりますよ

DeFi

銀行の仲介なしに個人間でお金のやり取りができる

これが、従来の金融サービスとの大きな違いです

そうすることで、

メリット
  • 手数料が安い
  • 取引スペードが早い
  • 世界中だれでも平等にお金のやり取りができる
  • 不正が起こりにく

逆に、銀行が仲介者になると、

デメリット
  • お金を送ったり、融資でお金を借りると、高い手数料を取られる
  • お金を送るのに書類作成、その書類の確認作業で時間がかかる
  • 銀行口座をもっていない人はお金のやり取りができず不平等
  • 私たちが預けたお金が不正に利用されたり、紛失するリスクがある

「DeFiが何か」、「メリット・デメリット」まで分かったところで、代表的なDeFiであるDEXをご紹介します

DEX(分散型取引所)

仮想通貨の売買をすべてプログラムが自動で行う取引所

利用するには、自分の仮想通貨ウォレットを繋ぐだけ

DEXは通常の取引所と比べて、大きく3つのメリットがあります

  • コストを削減できる
  • 取引を早く行える
  • 本人確認がいらない

人(企業)を介さないので、人件費がいらず、安い手数料でオッケー

人よりプログラムの方が処理速度は速いですよね

特定の企業が取引所を運営していないので、ユーザーの本人確認をする必要がそもそもないんです

逆に、取引する仮想通貨を自分で管理するため、万が一なくなった場合も自己責任です

DAO

DAOとは

社長やリーダーなどに頼らず、プログラミングコードによって自動的に運営される会社

DAO
DAOの特徴
  • 社長、リーダー、上司といった管理者がいない(完全にフラット)
  • DAOに参加する私たち個人の投票によって会社のあらゆる事項が決定される
  • 給与やDAOに貢献した人への報酬はすべて仮想通貨払い
  • 匿名で参加できる
  • プログラミングコードは誰でも見れる

スマートコントラクト 活用事例

スマートコントラクトは、あらゆる分野に応用できます

スマートコントラクトの活用分野(例)
  • 保険:予め決められた保険金の支払条件を満たすと、保険会社の
       調査なしに保険金を受け取れる
  • 不動産:土地・建物の登記や売買契約をプログラムで自動化し、
        紙の書類・捺印・審査をなくす
  • 貿易:貿易条件や貨物が配達されたなどの条件を満たすと、
       自動的に料金を算出し、支払が行われる

スマートコントラクト デメリット (課題)

スマートコントラクトのデメリット
  • データ処理容量の制限 (スケーラビリティ)
  • 取引記録が修正できない
  • 法律が整備されていない

データ処理容量の制限 (スケーラビリティ)

取引記録をイーサリアム上に保管するスペースには限界があるのです

スマートコントラクトの利用者が増えるにつれて、このスペースがなくなります

そうすると、

  • 取引記録を処理する速度が遅くなる
  • 取引を早く処理するのに高い手数料(ガス代)を払わないといけない

といった問題が生じてきます

取引記録が修正できない

一度ある行為が実行されると、その行為を変更できません

なぜなら、ブロックチェーンの特徴・ハッシュ値により取引記録の改ざんができないようになっているからです

  • プログラミングにバグがあると、修正できないので、ハッカーに狙われる恐れがあります
  • 消したい記録があっても消せないというのも起こりえます

法律が整備されていない

スマートコントラクトを使った取引に関する法律はまだ整備されてません

その理由は、新しい技術で発展するスピードも速く、法律の整備が追いついていない

例えば、プライバシーの問題

ブロックチェーンの特徴・P2Pネットワークにより取引記録は公開されています

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オープンなのはいいのですが、他人に見られたくない記録まで公開されてしまうよ。この様なマイナス面を法律でどうカバーするか、まだ決められていないのが現状なんだ

【まとめ】ETH (イーサ)を購入して、スマートコントラクトを体験してみよう!

ここまでの話を振り返りましょう!

  • スマートコントラクトとは、ある条件が満たされたとき、予め決められた行為が自動的に実行されるように書かれたプログラム
  • 自動販売機で、ドリンクを選んでお金を入れると、自動でドリンクが出てくるという動きはスマートコントラクトそのもの
  • スマートコントラクは、保険・不動産・貿易などあらゆる分野に活用でき、私たちの生活を便利にしてくれる

ここまで学んだ知識を活かすために、スマートコントラクトを体験してみましょう

体験するには、ETH (イーサ)が必要です

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